その8 詳細を煮詰め判子を押す
さあ、前回の目玉が飛び出た概算見積もりからコストカットするべく再びTOTOのショールームへやってまいりました。
まずはキッチン。
TOTOフラッグシップからビルダー標準クラスに変更します。
「ザ・クラッソ」→「ミッテ」
しかし私が惚れたのはすべり台シンクと水ほうき水栓。ミッテにはスタイリッシュじゃない版の水ほうき水栓があるので、すべり台シンクと共にオプションで依頼。ミッテでも今の賃貸キッチンと比較してもオーバースペックです…w
ここで約12万円のカット。
次にバスルーム。シリーズはシンラ。一応カタログのフラッグシップだけど最初から小さいものを徹底的に吟味していましたが更に下げます。
ここは扉と照明を変更。しかし効果は抜群だ!
「片引き戸」→「開き戸」
「角形照明2灯」→「角形照明1灯」
これで9万円くらいは下げられます。
最後にレストルーム。
ここはキャビネット付きから標準品に戻します。お尻を流してくれればそれでいいのだ!
と思いきや、標準品がなかなか高性能品なウォシュレットだったので、手すりになる手洗い器だけつけて終了。
およそ10万円の節約。
結果、全部で約30万円のカットに成功しました。しかしまだオーバー…
もうここは仕方ない。私の希望品をカットすることにしましょう。
「薪ストーブ」中止!!
あらゆる可能性を考慮、検討した結果です。仕方ありません。
個人的には薪ストーブのないCOVACOは塩を入れ忘れたマックのポテトくらいの感じ(あくまでも個人の感想であり他のCOVACOを否定するものではありません!)
もちろん、贅沢品はまだまだあります。ガス機器含めほぼ全てが標準外品でオプション料金。削れば更に100万近くはいけるかもしれません。
将来住んでみてモノ足りないと後悔するのは嫌、でもこれは無駄だったとなるのはもっと嫌。その辺のバランスを時間をかけて考えてみる。シラフでも、酒飲んででも。色々な状況で考えてみて妥協点を探す作業もなかなか面白かったです。
そして数日後、それらを反映した確認書が送られてきて最終確認と、承諾書に判を押す作業が。これが契約書より重いんです。契約書はまだ白紙撤回できる余地が残されていましたが、これは判を押すと建築準備や資材調達に入るためここからの変更は追加料金が発生しますと。
間違い・訂正は朱書きで直接書き込むようにと。
いきなり承認日が「平成」になっているので「令和」に赤で訂正。おいおい出だしから大丈夫かよ。
細かく打ち合わせした内容と見比べていく地道な作業。あえて軽く酒を飲んだ状態とシラフとで日を分けて確認します。
探すと出てくるもので、中止したはずの勝手口ドアが構造・資材表の中に残っていたり、平屋なのに2階建木造と書いてあったり。図面を見ていると家電を置きたい位置からコンセントが届かないとろこもあり、小変更を書き込み。
後からトラブルになりかねないので、これは本当によく確認してから。そしてサインと判を押して提出します。
さぁ、いよいよ着工日が確定しました。直近は地盤調査。問題なければあとはローン本申し込みと地鎮祭が待っています!